Substackを書き続けて丸一年
substackを配信して丸一年が経ちました。毎週日曜の深夜に書き続け、一週も欠けることなく今日を迎えられた自分を褒め称えたいです。
継続できていることで、取引先の方々や、協力会社、社員や友人など、多くの方々に読んでいただけるようになりました。嬉しい反面、恐れ多くもあり、毎週気を引き締めながら駄文をしたためています。
一年分読み直してみた
多くの方に読んでもらえることは嬉しいものの、本当に読む価値のある文章が届けられているのか不安になり、思い切って1通目から一年分、読み返してみました。間違いを修正したり、リンク切れを直したりしながら、客観的な気持ちでじっくり読みました。
感想としては、書いた自分で読み直していても案外面白く読み進められました。途中で経営を引き継いだ人間が苦心しながらも突き進む様はなかなかみられるものでもない(というかここまで赤裸々に書いている人もいないのかもしれない)だろうし、このままどのような末路を辿るのかは分かりませんが、自分の人生をコンテンツとして届けられている感覚があります。これからも公開できる可能な範囲で、日々の気持ちを綴っていこうと思います。
好きな記事は23通目です。言語化を重要視するデザインという行為において、「シンプルという言葉を避けるとデザイン力が上がる」という、私が度々周りに口頭で伝えている内容を載せました。
一年間substackを続けた結果
・53週間連続で書くと、substack配信ユーザーの上位4%に入ります。4%ものユーザーが毎週、一年以上も配信できているということで、それも恐ろしい。
・100名以上の方が読んでくれるようになりました。本当にありがたい限りです。
・読んでくれている方の名前は分かりません。メールアドレスだけ確認できますが、誰が読んでいるのか意識しないようにするため、ほとんど見ていません。
・Facebookで投稿すると一番影響があるようです。過去に2回だけ投稿した際に、大きく購読者数が増えました。
・E-mail経由で読んでくださる方が一番多いようです。
・2通目と44通目が一番多く読まれました。2通目は、facebookの告知後に多くの方が開いてくださったようです。44通目は一年の振り返り記事で、配信が年末だったこともあり、時間に余裕のある方が多かったのかもしれません。コンテンツとの相関性はあまりなさそうです。
substackを続けることで、自分と向き合う時間が増え、週の区切りが明確になりました。可能な限り続けていきますので、お暇なときに楽しんでもらえると幸いです。
これからもみなさま、何卒よろしくお願いします。
今週の写真
いま私は出張で沖縄に来ています。
沖縄出身の社員の親が営んでいるフィリピン料理屋に訪れた際の写真です。米軍基地の近くにあるため、店員も客も外国人ばかり。お店の雰囲気も料理も完全に本場のフィリピンさながらで、フィリピンに旅行に来たかのような感覚になります。普通の沖縄に飽きた方にオススメしたい、ディープな沖縄のお店です。
社員の祖母にご挨拶することができました。社員の家族に自分の顔を見せることは家族の安心感につながるため、今後も積極的にご挨拶していきます。
今週の音楽
Martyn - Voids
オランダ人アーティストのMartynの4枚目のアルバムです。彼が心臓発作を起こして死にかけた後に制作されたこのアルバムは、様々なジャンルの音楽がミックスされて不穏な空気感が漂います。 Martynを知るきっかけとなったFabricシリーズのmixも聞き心地が良くてオススメです。
今週のアプリ
見た映画、見たい映画を管理することができるアプリです。アメリカのデザインエージェンシーであるHyperhumans 社が制作しています。映画管理のジャンルの中で一番好きなアプリですが、アップデートが2年前から滞っていることが残念でなりません。
このアプリはインターフェースが綺麗で、登録した映画を見ているだけで幸せになりますが、特に良いところはコンテンツの間に「達成度合いを表す円グラフ付きの達成目標」が表示されるところです。これは良いアプリの7ヵ条の4つ目、もう一度使いたくなる仕組みです。映画を追加することが楽しくなり、いつの間にかアプリの使い方を覚え、ヘビーユーザーに育てられていきます。
今週の映画
羊たちの沈黙(10点中10点)
ハンニバル(10点中8点)
猟奇的な殺人鬼であるハンニバルレクターの映画シリーズを見直しました。羊たちの沈黙は何回見ても本当に面白いです。アンソニー・ホプキンスの怪演と、ジョディ・フォスターが演じるクラリスの組み合わせが良すぎて、次作のハンニバルも素晴らしいですが女優が変わってしまうため比較してしまいます。レクターとクラリスの顔のどアップの応酬による緊迫感の演出がたまりません。
おしまいです。明日千葉に帰ります。
おやすみなさい、良い夜を。