177. Luna
正解になるまで信じ続ける。
久しぶりにDJをする機会があり、どんな曲をかけようか考えていて、ふと思い立ってClaudeに尋ねてみたんです。仕事で大変お世話になっているFable 5に。
「MAMAZUの『Wagahaigh』という曲から始める、ダウンテンポでトライバルな選曲」をお願いしてみたところ、BPMや曲のキーはもちろん、各アーティストの出身地やMAMAZUの所属レーベルの繋がりなど、プレイの際のストーリーまで考慮したリストを作成してくれました。私が初めてDJをしたとき、教えてくれた方が「DJの選曲は、一本の映画のようにストーリーを考えることが大切なんだ」と話してくれたことを思い出し、改めてFable 5の凄さを見せつけられました。
結局、リストをそのまま使うことはなく、当日は好きな曲をふんだんに混ぜてプレイしましたが、相当楽しい遊び相手になってくれることが分かりました。次のDJが楽しみで仕方がありません。
substackで紹介してきたMAMAZU( 156通目 )、Antaares( 166通目 )、Lokal Affair( 176通目 )、Nicola Cruz( 159通目 )、Ground( 157通目 )など、好きを詰め込んでみました。
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20代前半の初対面の方と話す機会があり、色々話すうちに社長の仕事について「お仕事はやっぱり判断をすることばかりなんですか?」と尋ねられました。返答として「判断をするだけでなく、判断した方を正解だと信じ続けて、周りの人にも信じてもらう必要があるんだよ」という話をしました。
以前、社長の仕事と経営判断について、60代の経験豊富な会社役員の方からのアドバイスで「最後に社長が判断をしなければならないときは、すでに相当練られた選択肢になっているはず。どちらを選んでもうまくいかせることができる。どちらを選ぶかはあまり問題ではない。」というお話を聞いたことがあり、とても納得感があったのを覚えています。
最後の最後まで練られた選択肢は、どちらも正解になり得る選択肢で、選ばれた方を後悔せずに正解になるまで信じ続けること。ちょうど今、そうしたことを一番求められている状況なので、相手に伝えながら自分にも言い聞かせることになった週でした。
今週の音楽
Sidirum - Luna
Claudeが教えてくれたアーティスト、Sidirum。4曲目を使いました。ダークなダウンテンポのテクノで最高でした。他の曲もかなり好みで、しばらくこのアーティストを掘ろうと思います。
今週の写真
ポーラミュージアムアネックスで行われている束芋の個展「束芋画 国宝」の展示を見た際の写真です。朝日新聞で連載された吉田修一の小説『国宝』のために制作した挿絵、全500点を見ることができます。私は『国宝』の小説は読んでおらず、映画しか見たことがないので、絵を見てもどこのシーンか分からないものもあり、小説を読んでいた方が楽しめそうでした。
この挿絵の作り方がとても特殊で、和紙を横に繋げて長い巻物のようにして、前の挿絵が次の挿絵に自然と影響を与えるようにとこの手法をとったそうです。一年以上に及ぶ新聞向けの小説の挿絵ならではのアプローチで、この作り方自体が新鮮で見応えがありました。
今週の映画
ボーダーライン(2015年)10点中10点
ベニチオ週間。一番かっこいいベニチオが見られる大好きな映画です。「アメリカから見た外国人悪者役」を演じさせたら右に出るものはいないですね。容姿に気を使わない設定のヒロインは『プラダを着た悪魔』のライバル役と同じ人で、変わりように驚きます。俳優すごい。
メキシコや国境付近の広さを魅せる撮り方、最後の絵画みたいな食卓など、『ワンバトルアフターアナザー』と真逆の、計算し尽くされたこれぞ映画!という美しい絵作りに終始うっとりします。唯一許せないのは邦題だけです。変な名前をつけられると検索の手間がかかるので、早くこの文化が廃れることを願います。
DJプレイはあまりに久しぶりで、失敗だらけでした。
継続的にやらないと、そりゃあこうなるかという出来でした。いい気分転換になるので、また次もすぐやりたいなあ。
おやすみなさい、良い夜を。






