今週はいつも通り山ほどの仕事と、プライベートで引越しの準備があり盛り沢山でした。時間が遅くなってしまったので、ほどほどに。
上場企業か否か
一度上場直前まで行き、再び上場を目指している私は、「上場することの困難さ」と「上場していることへの信頼感」を誰よりも感じやすくなりました。プライベートで利用するサービスを見るときでさえも、運営会社が上場企業かどうかに嫌でも目が行きます。株式上場は、持続的で公正な取引ができる会社でないと成し得ないため大きな安心感があり、多少高くても上場企業の運営するサービスを選ぶようになりました。一社員の言動一つとっても、属する会社が上場企業かどうかで大きく差があるように思います。社員の一人一人がコンプライアンス意識を保ち、誠実に対応してもらうことができます。
今週は、1ユーザーとして3つの上場企業の社員と話をする機会がありました。どの社員も丁寧で誠実で、自分の仕事に誇りを持ち、気持ちよく接することのできる方ばかりでした。私の会社でも、より多くのお客さんに選んでもらえるようになるために、何としてでも早く上場を成し遂げたいと、漠然と思わされた週でした。
平面構成チャレンジ
1日20分の平面構成チャレンジ、何とか無事に継続することができました。投票機能でみなさんに投票してもらえたため、死にそうになりながらも諦めずに済みました。投票してくださった方、ありがとうございます。
久しぶりで感覚が鈍り、腕が落ちていたので、慣れることに精一杯でした。それでも、こうして継続できたものを並べると嬉しくなりますね。制作したものはこちらのウェブで細々と更新していきます。
今週の写真
新しくできた「Pocko Gallery(ポコギャラリー)」で見たGianluca Galtrucco/ジャンルカ・ ガルトゥルッコの展示を見た際の写真です。ディストピア的な世界観のシネマチックな写真が素敵でした。好きな写真家のヴァンサンフルニエにテイストが似ていて好きになりました。
デザインエージェントのポコは、リモワのクリエイティブで知りました。
ポコギャラリーは行きにくいことが難点ですが、今後の展示が楽しみなギャラリーが増えました。
今週の音楽
Dive - tycho
Tycho ティコはアメリカのミュージシャンです。アルバムのアートワークが特徴的で、いつも丸や三角などのプリミティブな図形が使われています。
今回紹介するのはtychoの2012年のアルバムです。2024の今も新しいアルバムを出していますが、ドラムとリズムの要素が強くなったせいかバンドサウンドがより強くなったような印象で、浮遊感のある昔のアルバムの方が好きです。今回紹介するDiveが一番おすすめです。
今週のアプリ
私は毎日の習慣として、日経新聞の中で普段興味を持たない記事を二つ読むようにしています。普段からさまざまな情報を知っておくことで、自分の知見を広げていざ情報が必要な時にすぐに思いつけるようにするためです。
そうした中で、ものすごく私にぴったりなアプリが出てきました。それが「トキアカ」です。トキアカでは日経新聞の記事を題材に作られた問題が1日2問配信されます。まさに私のために作られたようなアプリでした。
トキアカはよくあるニュースのインターフェースと異なり、「1日2問配信」に特化した見た目となっています。トップに縦書きを入れることで、新聞の世界観を表現したデザインも素晴らしいです。
今週の映画
マインドフルに殺して(2024) 10点中6点
71フラグメンツ(1994) 10点中8点
マインドフルに殺しては、死体を粉砕機に入れて壊すという「fargo」のオマージュの絵に惹かれて見ました。
71フラグメンツは、前回に続き( 92通目 )ミヒャエルハネケの映画です。71個の断片のシーンを見せられて、最後にとんでもない繋がりをしてしまう恐ろしい映画です。監督曰く、テーマは「コミュニケーションの不可能性」にあるそうです。卓球の長回しのシーンが不快極まりなく、見終えた後にそのシーンの重さに気が付かされる監督の恐ろしさ。
ミヒャエルハネケの映画、面白いです。美への好奇心をくすぐられます。
おやすみなさい、良い夜を。