173. Oneder
好きなものを好きだということ。
北海道出張、新潟出張と移動だらけの週でした。
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多くのサービスで好みが学習され、心地よい情報だけが届くようになり、油断すると一瞬で自分好みの情報だけに囲まれるエコーチェンバーに取り込まれてしまいます。視野がどんどん狭くなり、客観的には当たり前ではないことでも、自分の世界の中では当たり前だと思い込んでしまいます。この傾向は、AIの普及と精度の向上により、今後さらに加速していきそうです。周りの人の中でも、気付かぬうちにエコーチェンバーに取り込まれていそうだと感じてしまうことがあります。
こうした時代でも自分を見失わないようにするためには、「流行っているから」でも「誰かが推していたから」でもなく、自分が好きなものを自分の言葉で好きだということが必要なのだと思います。そして、今の心地よい情報だけの状況から出てみること。時には意識的に画面から離れて、現実世界で偶然目にしたものを楽しむ心の余裕も大切になります。
私は仕事柄、AI導入を積極的に進める立場にあります。AIがもたらす便利さや可能性を誰よりも信じているからこそ、好きなものに対する言語化と、AIが先回りして用意した画面から一歩引いてみることの必要性を、同時に説いていきたいです。
今週の音楽
KTCHAN - Oneder
交流会で知り合った方にお誘いを受け、初めてMCバトルを見ました。ヒップホップは大好きでラッパーもよく見ていましたが、MCバトルは初めての体験でした。MCバトルとは即興でビートに乗せてラップをし合い、言葉のスキルや熱量で勝敗を競い合うものなのですが、みんなあまりに上手過ぎて感動しました。即興にも関わらず綺麗に音に合わせて韻を踏み、直前の相手の言葉に合わせて華麗で被せて返す技術に感動しました。練習してもできるようになる気がしないです。これはすごいものを見ました。
KTちゃんのバトルが一番痺れました。女性ならではの言葉選びが秀逸で、感心させられっぱなしでした。バトル動画がネットに上がるのが楽しみです。音源よりMCバトルの方が100倍魅力がありました。
今週の写真
PARCO MUSEUM TOKYOで開かれている金巻芳俊の個展「創発エンティティ」を見た際の写真です。多面多臂の女性モデルを木彫りで作る芸術家です。狂気めいたように感じられますが、作者としては奇を衒うつもりはなく、ひとつの表現方法として自然に制作しているとのことです。
バンクシーの「歪んだアリエル( 36通目 )」を思い出しましたが、バンクシーに負けず劣らずの魅力がありました。同じ像を複製してずらして繋げるという表現は、発想もさることながら、それを木彫りで実現する技術も必要なため、この作家にしか成し得ない唯一無二の表現方法のように思います。
今週の映画
裸の銃を持つ男(1988年)10点中8点
おすすめされてみた映画です。油断したところに突然挿入されるギャグがあまりに奇抜で思わず笑ってしまいました。賄賂のお金を渡し合うシーンが意味不明すぎて最高でした。
全社員の評価を見る時期になりました。新しく入社したメンバーがいろんなところで活躍していることが分かり、本当に嬉しくなりました。
来週も頑張りましょう!おやすみなさい、良い夜を。




