ルヴァンカップ
会社で応援しているアルビレックス新潟が戦うルヴァンカップの決勝戦を、多くの社員と見にいきました。
詳しくは各メディアを見てもらいたいですが、「歴史的一戦」と書かれるほどにあまりにもすごい試合で、叫びすぎて喉が枯れるほどの熱狂でした。最後まで諦めないということをまさに体現した、アルビが本当に好きになる一戦となりました。
点数が入るたびに、目の前の見知らぬ観客とハイタッチするほどの大興奮具合で、「同じチームを応援している」という明確な共通意識が生み出す周りの人との一体感に酔いしれていました。
会社としてアルビレックス新潟を数年応援してきましたが、会社でスポーツチームのスポンサーになることは、共通の話題で事業とは異なる一体感を社員と生み出すことができ、社内向けの投資として極めて効率が良いものだと感じています。
新卒内定者の本音アンケート
大変なことばかりの怒涛の毎日の中で、嬉しくなることがありました。
私の会社を内定承諾してくれた18名の新卒のうち、内定承諾の決め手となる要因に、私が出る最終面接を挙げてくれた方が何名もいたことです。
私は、圧迫面接ではなく、とにかく一人の人として一緒に働きたいかどうかをお互いが見抜けるような場を作れるよう意識しています。こちらが一方的に見るのでは決してなく、お互いが良いと思えた時に入社してもらうことが一番だと考えています。そのためにも、とにかく相手の緊張を解き、同じ人として話していることを意識させ、素の言葉を引き出せるように努めています。
しかし、今週は面接が特に多く、カレンダーが埋まりすぎて、「いつまで社長が最終面接に出るべきか」と悩んでいました。そうしたところに、タイムリーにアンケートの回答を見ることができ、思い直すことができました。星の数ほどある会社の選択肢の中から選んでもらえるなら、やはり、私は他の予定を捨ててでも、最終面接に出続けようと思います。
今日の写真
21_21 DESIGN SIGHTで展示されているロナン・ブルレックの展示を見た際の写真です。子供の時から毎日のように絵を描き続けたというロナン・ブルレックの迷いのないストロークから圧倒的な美の気迫を感じることができました。イッセイミヤケの繊細で丁寧な服作りとの相性が良すぎます。
展示内の映像の品質が高く、個人的にもかなり好みな撮り方でした。定点で被写界深度強めで暗めな演出が好きです。
今日の音楽
Mumdance - Shared Meanings
先鋭的なエレクトロミュージックを手がける、イギリスで活動しているマムダンスのmixアルバムです。新宿の思想強めなカフェで流れていたカテリーナバルビエリの曲も含まれています。どのトラックも先鋭的で、一風変わったmixアルバムとして楽しませてくれます。
上のアルバムが良かったら、こちらのメタルバンドと組んだアルバムもおすすめです。轟音とエレクトロの組み合わせで、Godspeed You Black Emperor! やMONOを思い出しました。
今日のアプリ
シャーメゾンライフ CLUB ( iOS Android )
一見すると、このsubstackで挙げることが憚られるくらい酷い点数のアプリです。Androidは1.5点、iOSは脅威の1.3点です。あまり見ることがないレベルのアプリです。主に運用面に対する点数の低さとなっていますが、私はこのアプリを賞賛します。
私はシャーメゾンの賃貸に住んでいて、再びシャーメゾンの家を検討し直そうとアプリの中から申し込みを進めたところ、あまりにも美しいUIで申し込みフォームが進み、感動してしまいました。物件名の表示方法や申し込み期限の案内、入力項目の有無の表示や背景の切り替えなど、明らかにプロの仕業と分かるUIでした。社内のデザイナー全員に見せたくなるほどの綺麗さです。このアプリをコピーするトレーニングをやらせたいと思うほどです。
派手散らかした画面より、細かい情報を入力する画面の方が圧倒的に難しく、必要な情報を必要な優先順位で見せることができている素晴らしいアプリでした。
点数の低さに表れている通り、UI面でも(ホーム画面のタブを押下すると全画面を覆ってしまうとか、アプリ名が省略されてしまうとか)運用面でも直すべき課題が多々ありますが、申し込みフォームにおいては類を見ないほどの美しさでした。
私は、本当に優れているデザインは気が付かれないものだと信じています。シャーメゾンアプリの申し込みフォームにウットリするのは私くらいかもしれませんが(職業病です)、誰かの全身全霊の努力が伝わりましたということをここに記しておきます。
社員に勧められて「かまいたちの夜」をプレイしました。
小説好きにはたまりませんでした。ミシシッピマッドケーキ。おやすみなさい。