Let’s make the world more tangible
数年ぶりの大学の友人から「街で見かけた」と連絡をもらい、その流れで会うことになりました。substackを読んでくれていて(本当にありがとう)、朝食を食べに行くことに。今回の朝食の場所はこちら、breadworks TENNOZ。朝8時から行けます。
substackが届く月曜の朝を楽しみにしてくれている、とのことでした。読むと頑張る気になれるということで、一人でもそういう人がいてくれるなら書き続けたいと思います。
「これからどんなサービスを作りたいと思う?」という話の中で、私が大学時代に携わっていたサービスのキャッチコピー「Let’s make the world more tangible(もっと直感的に人が繋がって感動できる世界に)」を友人が覚えてくれていて、話に出してくれました。
「今の世の中ではinstagramやtiktokなど、みんながスマホを貪るように見ているけれど、スマホの中から出ることがなく、幸せになってない。新しいサービスは人々をもっと外に連れ出してあげるべき、tangibleにしてあげるべきじゃないか」
「Let’s make the world more tangible」は特に大好きなキャッチコピーだったので、覚えていてくれていること自体、心から嬉しくなりました。上のサービスのリリース当時は、少し時代が早すぎたのかもしれませんが、スマホアディクトな人が増えている今だからこそ、スマホ内では完結せずに外に連れ出してくれるようなサービスが求められているのかもしれません。
会社で取り組んでいるサービスの一つのcommonは、まさにtangibleな世の中(地域共助)を目指しているサービスです。こうした人々の生活をスマホからリアルに引っ張り出して、新たな幸せを届けられるようなサービスを、より多くの人に提供していくことを目指していきたいです。
大企業に勤める友人( 集合写真左から2番目、木造建築に力を入れているそうなので見てみてください )と私とでは、仕事で携わる分野がまるで違い、アプローチは全く異なるかもしれませんが、それでも、もっと人がtangibleに繋がって感動して幸せになれる世界を目指して、お互い頑張っていこうと思います。
最近の流行り、リングフィット
ここ一ヶ月の間、自宅で時間がある時はリングフィットアドベンチャーをプレイしています。以前やり込んだことがありましたが、データを消して、再びゼロから始めました。現在は50レベル程度です。
始めから運動負荷をレベル最大にしてプレイしています。運動負荷をレベル最大にすると、毎回プレイを終えるころには、汗びっしょりで立てないくらいの状態になるほどきついです。withings の体重計で計測したところ、一ヶ月で明らかに脂肪が減りました。
会食の機会が多く、太る体質なので気を抜くとすぐにお腹が出てしまいます。引き続きリングフィットで体を調整していきます。
今週の写真
千葉市美術館で行われている「Nerhol 水平線を捲る」展の写真です。千葉市美術館はキュレーターが良いのか、魅力的な(というか自分好みな)展示が多く、企画展を気にしている地方美術館のうちの一つです。
今回の展示は「Nerhol (練る掘る)」という日本人二人のユニットにより行われています。Nerholは、グラフックデザイナーでありアイディアを”練る”田中義久さんと、彫刻家でありそのアイディアを”掘る”飯田竜太さんの二人から構成されています。
動画のコマを印刷して重ねて掘る、という普通には思いつきもしないようなアプローチによる作品の数々がメインで並べられています。作品数が多く、最後の部屋における別の作家の作品との比較対比の企画も面白く楽しめました。
千葉市美術館は毎回満足度が高い。少々東京からは遠いですが、見応えのあるオススメできる展示です。11月4日まで。
今週の本
星を継ぐもの
社員がお薦めしていた小説のカバーデザインが加藤直之だったので、気になって読んでみました。イラストの雰囲気にぴったりの内容でした。1977年発刊の古さを感じさせない、最高のSFミステリーでした。名作と呼ばれているものは本当に面白い。最後の説も「そうきたか」と思わせる大胆な説で、最後まで楽しませてもらいました。
小説の中で、気難しそうで自分の意見を通したがる教授が、「一杯どうだ」と誘われた時の謎の返し方が好きでした。
私は遠慮します、ハント先生
もっとも….
あなたの新陳代謝が不慣れな非アルコール系飲料のショックに耐えられるようでしたら、濃いコーヒーだったら、その、大歓迎ですが
硬い登場人物の、頑張った上での冗談という表現でした。私は社長になってからお酒をやめているので、いつか飲みに誘われた時はこの返し方で朝食に持っていきたいです。(?)
今週の音楽
Planetary Assault Systems - Arc Angel
上の小説にピッタリの、宇宙的なメディテーションミニマルテクノです。こんなに素晴らしいアルバムにまだ出会えるだなんて、これだから音楽探しはやめられません。最高。「星を継ぐもの」と一緒にどうぞ。1曲目の宇宙感満載な浮遊感から、急に始まる2曲目の硬いミニマルテクノで序盤から打ちのめされます。珠玉のアルバムです。
最後の一曲に、DJ Mixのアルバムに良くある「Continuous Mix(全部の曲が繋がっているバージョン)」が入っています。ミニマルテクノは繋げて聴くにこしたことはないので、1時間半ある最後の曲からお楽しみください。
今週の映画
レベルリッジ( 2024 ) 10点中6点
腐敗した警察というよくある題材でしたが、言い意味で展開が読みづらい、緊張感が続く映画でした。人を殺さない優しい主人公が好きになれます。
今日のアプリ
My Baby Heart Sounds App ( iOSのみ )
妊娠中の赤ちゃんの心音を聴くことができるアプリです。仕組みが良くわからないのですが、iPhoneのマイクを直接お腹に当てることで、音が増幅して聞けるようになります。電波を利用しているとのことで、使用時は機内モードにする必要があります。
まさに「デバイスやOSの持つ特性を最大限活用している良いアプリ」の好例と言えます。開発者は、サンディエゴに住む個人開発者のようです。
嫁が妊娠し、これから第一子を授かることができそうで、このアプリを試してみました。
ひさびさの友人との朝食は清々しい気持ちになれました。
朝食のお誘い、お待ちしています。
第一子めでたすぎるんだが