気合いと根性の77通目
誕生日が7月7日で、7が並ぶ数字が好きなので、77回目まで継続できたことが嬉しいです。72回以上継続してsubstackを書くと、上位3%の配信継続者となれるようです。上には上がいるようなので、1%を目指して引き続き継続していきます。
今週はお盆で社員や顧客も休みの人が多く、比較的のんびりしていました。取締役会に出たり、食事の予定を入れたりして過ごしていました。今週は朝食も活用しています。朝食は連絡も来づらく相手の時間が空いてることが多いので本当におすすめです。今回利用したのは表参道の crisscross 。ホットコーヒーがおかわり無料で8時から開いているため、朝活に利用しやすいお店です。
正解かどうかは判断した後の行動で決まる
今週も大きな話題がありました。近いうちに、重要な判断をしなければならなそうです。判断さえすれば良い立場ではありますが、その判断の責任が重すぎる。会社の規模の拡大に合わせて、日に日に重みが増していきます。
日々判断する際に意識していることは、判断を間違わないようにするだけでなく、判断をした方の選択肢が正解になるように務めることです。選択しなければならないとき、どちらが正解か分からないことばかりです。それでも、時限性があるためになるべく早い決断を迫られます。そうした中で気が付いたのは、正解どうかは判断した後の行動で決まることが多い、ということです。まさに自分自身の腕にかかっているため、自分が「こちらが正解だ」と信じて言い続けることができれば、可能な限り間違いを減らすことができます。逆に、自分が信じることを辞めてしまうと、突如として間違いになる可能性が高まります。
自分が判断したことは、余程のことがない限り「こちらが正解だ」と信じ切ること。どれだけ大きな判断になったとしても、ついてきてくれる人たちが迷わないように、自分が自分自身を一番信じて進めて行きます。
今週の本
モンゴルが舞台の小説です。モンゴルで政府開発援助を行う女性の戦いで、政府開発援助に関する専門的な話が多く、著者の経歴が多分に活かされています。リアリティがあって、出てきた地域の場所を思わず検索してしまいました。
モンゴルで飲んだ塩味のミルクティーや、舗装されていない道を走り続ける体験など、モンゴルで経験したことが多く触れられていて楽しく読めました。モンゴルの首都であるウランバートルは冬の大気汚染が酷いという話題にも触れていて、モンゴルのことをざっくりと一通り知ることができる内容になっています。
渡航先で知らない国に行く時は、その国について触れた小説や映画を見るとより楽しめておすすめです。
今週の写真
表参道のエスパスルイヴィトンで見たマークレッキーの展示の写真です。上にちょろりと出ているのは巨大なフィリックスザキャットの手です。
普段のエスパスルイヴィトンを見たことがある人だと、如何に異様な光景なのかがわかります。この展示を見たら、別の展示の際にも再び同じ場所に訪れてみてもらい、異様さを改めて体感してみてもらいたいです。
表参道のプラダで開催されているミランダジュライの個展をみました。プラダのギャラリーに入ったのは今回が初めてです。あまり好きではない作風でしたが、プラダに入る機会が持てたのは良かったです。エルメスにしろルイヴィトンにしろ、普段行く機会のない人でもギャラリーをもつことで気軽に訪れる機会を提供してもらえるのは非常に嬉しいです。
最後はジャイルで行われているヨーゼフボイスの展示。今週は表参道づくしでした。
今週の音楽
NIGHT FISHING - サカナクション
今週の金曜深夜に、毎年訪れているフェスのソニックマニアが開催されていたのですが、完全に忘れていて行きそびれました。大好きなARCA( 10通目 )が出演していたので大変残念ですが、チケットも買ったわけではないのでセーフ。
そんなソニックマニアに出演していたアーティストの一人のサカナクションのアルバムから。私が一番聴き続けたアルバムが、2008年に出た2ndアルバムのナイトフィッシングです。1stを友人から借りて、あまりに良すぎて2ndが出た際に速攻で買った覚えがあります。ずっと聴き続けていました。捨て曲なし。有名になるアーティストは初めからカッコいいです。
今週のアプリ
FreeStyle LibreLink ( iOS Android )
アメリカのアボット社が提供する、糖尿病患者向けにリアルタイムでグルコース値を計測するアプリです。使い捨てのセンサーが別売りで売られており、腕に装着することでリアルタイムにグルコース値を測定することができます。
*私は糖尿病患者ではなく、ただアプリが見たくて装着しています
*上のリンクから購入可能ですが、医療品のため購入する際は自己責任でお願いします
センサーには針がついており、初めて刺す時は相当震えましたが、試してみたところ全く痛みがありませんでした。装着して数分待つと、リアルタイムでグルコース値の上昇を見ることができるようになります。
このアプリの凄いところは、装置を装着した後の14日間はただアプリを開くだけでリアルタイムでグルコース値が見られるところです。これは凄いことなんです。体重計連動アプリは体重計に乗る必要がありますし、睡眠計測アプリは毎回アプリを起動したり腕時計をつけたり、心の起伏をかかるアプリは当たり前ですが毎回手動で入力する必要があります。それに比べてこのアプリは、一度接続すると何もする必要がありません。いかに1アクションを減らすことに命をかけるアプリビジネスで、ただアプリを開くだけでグルコース値の増減が見られるアプリは、革命的だと感じました。
トンカツを食べると急激に上昇したり、ゆっくり食事を摂ると血糖値スパイクを抑えることができたりと、グルコース値の増減をリアルタイムで見られることがあまりに新鮮で、アプリを開きながら食事をしています。
針を直接刺すことで得られる手軽さには感動します。やっぱり最後は体に脳に直接器具を埋め込むような、攻殻機動隊のような世界観が待っているのかもしれません。
今週の映画
地面師たち( 2024 )10点中10点
関心領域( 2024 )10点中7点
シティオブゴッド( 2002 )10点中9点
当たりの多い週でした。3つともオススメされてみた映画です。前二つは佐野くんに、最後の一つは関係会社の方に。「地面師たち」は最高でした。一番好きなタイプの映画で、音楽もキャストも内容も最高でした。netflixありがとう。
「関心領域」はアウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族のお話です。この手の話題でアウシュビッツの中が一切出てこない、特異な映画です。残酷なシーンが一切出ないからこそ恐ろしい映画。逆にホロコーストがメインで描かれている映画も調べてみたくなりました。音もよかった、サントラが欲しい。
「シティオブゴッド」はブラジルのマフィア映画です。暖かい国のマフィア映画は戦いがあっけらかんとしていてあまり好みではないのですが、この映画は特別でした。とにかくリアル感が強く、後で調べたところ現地の素人キャストを半年以上かけて演技訓練して撮影したとのことでした。本気感がすごい。2時間があっという間でした。書いてたらもう一回見たくなってきた。
祝!77通目。
来週も頑張って行きましょう!おやすみなさい、良い夜を。