メリークリスマス、43通目
今週は渋谷、千葉、奈良、大阪と連日移動ばかりでした。流石に疲れが溜まっていたのか風邪を引き、土日はぐったり休んでいました。来週も忙しそうなので、今日早く寝て治しきりたいです。
来週はずっと移動がないことが嬉しすぎる。怒涛の2023年もあと少し、本当に長い一年でした。もう一週間頑張ります。
今週の写真
奈良出張の際に泊まったホテルで見つけた舘鼻則孝さんの作品を撮影しました。出張の際に、安くて自分の好みなホテルを探して泊まることが趣味です。10年ほど前に別の作品を美術館でみたことがありましたが、この鏡の作品の方が好きでした。この作品をホテルの入り口に置いた設計者に敬意を示したいです、素晴らしすぎ。
今週の音楽
Slikback - KESSEKI
ケニア出身のスリックバック Slikback のアルバムです。彼はなぜか「友」と書かれた帽子をかぶっていたり、SNSのアイコンが『20世紀少年』の”ともだち”だったり、アルバム名がやたら日本語が多かったりとしていますが、日本との繋がりは不明です。『世界で一番好きな都市はTokyo』だとインタビューで答えている程度でした。このアルバムも”欠席”なのか”結石”なのかは分かりません。
アルバム内で『MONSTER』の声のサンプリングをしている(”Dr.テンマ”と聞き取れる)ところから、浦沢直樹が好きなのでしょう。日本語がサンプリングされているアルバムは魅力的なものが多いです。
今週のアプリ
Through the Ages ( iOS Android )
1プレイに1時間以上を要する「重量級ボードゲーム」に分類されるスルージエイジズ(Through the Ages)のアプリです。アプリはチェコの会社が手がけていて、ボードゲーム自体はヴラーダ・フヴァチルというチェコ人の有名なボードゲームデザイナーによりデザインされています。数あるボードゲームアプリの中でも圧倒的に評価が高く、iOSは4.8点、Androidは4.6点です(2023年12月24日現在)。
このアプリの良いところは、「物理のボードゲームをプレイするために、アプリで練習をしてルールを覚られること」です。普通のボードゲームの逆です。スルージエイジズは内容は面白いですが1ゲームに数時間かかり、かつルールが非常に複雑です。トークンやカードが山ほどあり、ルールに沿ってプレイするだけで一苦労です。だからこそ、アプリ上で遊ぶと、ルールを間違えずにゲームを進行させることができるようになります。現実世界だと複雑なものを、アプリを介すことで気軽に練習でき、理解しやすくなるのはいいことですね。
イラスト、音楽、エフェクトなどの演出も素晴らしく、何度でもプレイしたくなる出来です。タブレットを持っていて、正月に向けて山ほど時間があるという方、プレイしてみてはいかがでしょうか。
自分で言うのもなんですが、アプリにここまで詳しい人もそうそういないのでは。
おやすみなさい。