業務に追われています、37通目
友人のラジオに出演しました(有料購読しないと見られないかもしれません)。私は音楽狂なのでポッドキャストは普段は聞かないため、一度は誘いを断りましたが、地方に住む社員が車移動中によくポッドキャストを聞いているという話を聞き、モノは試しと思いチャレンジしてみました。人に聞いてもらえるような話をすることは難しい。
自分が話す必要がある重要な機会が3回あり、そのうち2回失敗しました。1回目は自分がその場にいることを強調しようとしてどうでも良いことを話してしまったり、2回目は逆に社員を立てすぎて自分が出る場面で無駄に引いてしまったり。社長業、本当に難しいです。失敗を糧に強くなるしかない。
「規模が大きくなると困難が増えますが、より早く大きくなることを受け入れられますか?(要約)」という質問に対して、「楽しめる、楽しみたい」と即答しました。多くの人が躊躇うような状況で、自分は少しネジが外れた部分があるかもしれません。そうでないと、社長は務まらないのかもしれない。
毎月私が全社員の前で30分話す月次の報告会があるのですが、重要な予定と被ってしまったため、初めて欠席しました。資料を作らなくてもいいという反面、毎月前日に徹夜してスライドを用意していたため、ソワソワして良く眠れませんでした。
会社が携わった大きな案件がリリースされました。会社から出されるプロダクトに対して、自分は最終レビューのみの関わりとなりましたが、それでも毎回リリースされるたびに嬉しくなります。
今日のお話はお預け
書きたいことが山ほどありますが、業務が逼迫しているため今週はお話は無しです。
今週の音楽
23 seconds - Cobblestone Jazz
2007年にリリースされた、コブルストーンジャズの傑作デビューアルバムです。2ndアルバムが2010年に出て以来、音沙汰なしでした。2023年になり急に最新シングルがリリースされ興奮して聞いてみると、コブルストーンジャズの音の作り方がそのままで感動ものでした。ジャズの即興性に影響を受けたアプローチによるエレクトロニック音楽は心地よく、何度も聴きたくなります。また新たなアルバムが出ることを楽しみに待ちます。
今週の写真
ディーゼルアートギャラリーで行われている JOSEPH LEE の展示の写真です。このアーティストは映画のSerachに出演している俳優でもあります(主人公の兄弟役)。俳優とは思えない作品の力強さで、俳優業より芸術家一本で活躍してほしいと思ってしまいました。
ディーゼルアートギャラリーは2012年の展示から通い続けています。当時から作品の解説を丁寧に説明してくれるギャラリストのお姉さんがいて、当初から数年の間、何度も説明を聞いていました。ここ数年しばらく見かけなくて辞めたのかなと思っていたら、今回ギャラリーに訪れた際に久しぶりに見かけました。これまで一方的に説明を聞いているだけでしたが、数年ぶりに見かけたことがあまりに嬉しく、思い切って声をかけてみたところ「ああ〜!いつも来てくださってましたよね、お久しぶりです!」とはっきり覚えてくれていました。育休と時短勤務で、夜にギャラリーに行く私とは時間が被らなかったとのことでした。多くの客が来るであろうファッション店舗内のギャラリーの1顧客を覚えてくれていたことを本当に嬉しく思います。
ギャラリストが、私のような名前も普段の生活も何も知らない一人の若者を覚えてくれていたことが嬉しくて、ディーゼルが好きになり、一度も買ったことがないディーゼルの服を買いたくなりました。たった数分の対応でブランドの印象が変わり、観に来る顧客を選ばずに一人一人丁寧に接することの尊さと大切さを知りました。その場限りの出会いだとしてもないがしろにせず、全ての相対する相手に対して、敬意を持って接することを私も心がけていきます。
今週のアプリ
ドイツのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を見ることができるアプリです。インターフェースはどのデバイスでも分かりやすく見やすくなるように統一されています。主役である管弦楽団が目立つ配色でありながら、キーカラーである黄色が効果的に配置され、デザインの作り方は特に自分好みでもあります。
NetflixやAmazon Primeといった人気の動画配信アプリとは少し趣の異なる、管弦楽団の演奏会に特化したアプリの作り方を体験してみてください。音楽全体の中からするとニッチな市場ではありますが、作りを突き詰めることにより全世界の人から売上が上がりビジネスとして成り立つサービスになっている好事例です。
*club music業界でもベルリンフィルくらい最適化されたサービスが出てくれることを願っています。Fabric londonやBOILER ROOMに出してほしい、関われたら嬉しいなあ。
以上。
今日はまだまだ仕事します。頑張ります。