意地で継続、30通目!
今週は出張で長岡と新潟に一泊ずつしました。毎週移動が多く、金曜日に久しぶりにオフィスに一日中いられたことが嬉しくて、オフィスにいて社員を見ているだけで幸せになれた週でした。
移動時間も効率良く使いたいため、新潟東京間の新幹線移動では打合せに出ても良い TRAIN DESK を利用しています。オンラインでの打ち合わせがOKとは言えども、私が話す内容は同じ車両の他の人にも聞かれてしまうため、報告を受けることがメインの打ち合わせを中心に入れています。2023年3月から有料になり、より快適になりました。オススメです。
AM7:04に来た返信メール
今週は、売上が1000億近い会社の社長とお話をする機会がありました。夕方ごろ対面でお会いし、その後自宅に戻りいくつか打ち合わせを終えた後、夜中に感謝をお伝えするメールをお送りしました。
次の日朝、まさかのAM7:04に丁寧なメールの返信を頂き、衝撃を受けました。たった1通のメールの返信を通して、「ここまで大規模な会社の社長が早朝から一つ一つメールを確認し、返信する習慣があること」「年齢や会社規模で人を判断せず、丁寧なコミュニケーションを行うこと」「自身で創業して30年以上経営を続け、今も仕事に対して熱を持ち続けていること」が理解でき、圧倒されました。
他の役員の方からも「社長の人柄に惹かれてついていくことにした」というお話を聞いていて、この日のメールの返信で納得しました。「この人がいたから会社がここまで大きくなれたのだろう」ということが容易に想像できました。
朝から働く習慣をもつこと、連絡を丁寧に返すこと、そして継続すること。簡単なように見えて、どれも意識していても難しいことばかり。この日のことを忘れずに、気を引き締めていきます。
今週の本
プレゼンの技法 - 名村拓也
副題に「デールカーネギー流」と書かれているだけあって、デールカーネギーの本を読んだ人であれば大体理解していることが書かれています。デールカーネギーの本を若い人でも簡単に読めるように優しく柔らかくした内容の本です。復習にはなりましたが、本家の本を読んでいれば読む必要はなさそうです。
話し方の本は、本家の「話し方入門」がおすすめです。7通目で話題に出したものです。
今週の写真
知人の建築家が、SDレビューという建築作品の公募展に入選したとのことで、見に行きました。SDレビューは建築家の槇文彦(幕張メッセを設計した方)が発案した40年以上続く公募展で、新進気鋭の建築家の登竜門とされている賞です。SDレビューの特徴は、実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集しているところです。
SDレビューの展示会は、発案者の槇文彦が設計したヒルサイドテラスで行われています。写真は、会場のヒルサイドテラスF棟の入り口に置かれた宇佐美圭司の作品です。古さを感じさせない素晴らしい建築でした。
知人の建築家は、素朴で整然とした良い建築を追求している方で、出展した作品も知人らしい、素敵なプロジェクトでした(展示会で名前を伏せられていても当てられる自信がありました)。実際の建築物は現在建築中とのことで、完成が待ち遠しいです。
今週の音楽
colleen - Le jour et la nuit du réel
優しい音色のループ音楽を作り続けるフランス人アーティスト colleen の9枚目のアルバムが公開されました。初期作品はインストゥルメンタルで、途中から歌が入るようになっ(てしまっ)たのですが、9枚目にして再びインストゥルメンタルに戻りました。インストゥルメンタルのアルバムが大好きな自分には最高の作品で、9枚目にして最高傑作が来て感極まっています。
colleenのアルバムはどれも最高ですが、有名になった名盤の2ndアルバムも特におすすめです。合わせてどうぞ。
今週のアプリ
BFT - Bear Focus Timer ( iOSのみ )
集中する時間と休憩時間を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」を行うためのアプリです。時間を設定し、スマホを裏返しにすると計測が始まり、時間になると自分が設定した方法(振動やアラーム音、ライト)で通知してくれます。
このアプリの良いところは画面全体を使い世界観を作り上げていることです。通常のアプリは使いやすいものにするために、タブの位置やアプリのタイトル、メニューやアカウントなど基本的な位置が決まっていますが、このアプリは良くある配置を避けています。
全てのアプリがこのような配置・構成だと疲れてしまうかもしれませんが、特定の機能に特化したアプリであれば独特な画面を作りやすく、ユーザーに愛着を沸かせ、高評価を得やすいものとなります。また、このような独特な画面は古くなりにくく、鮮度を保ちやすくなります。
おやすみなさい、良い夜を。
また来週。