記念すべき20通目、耐え忍ぶ期間
これまでの努力が報われ、次のステージへ行けるまでもう少しの辛抱となりました。これから起こることに対する楽しみと不安が入り乱れた気持ちで日々を過ごしています。これから皆さんに良いご報告ができることを心待ちにしています。
宝島の上下を読了
前回のsubstackで触れた小説「宝島」を上巻下巻ともに読了しました。実際の事件を織り交ぜて展開される内容で、沖縄の歴史を生々しく知るには最適な物語でした。作者は沖縄出身ではないにも関わらず、沖縄の情景が想像できるほど細かな描写が多く、作者の調査能力の高さと表現力に感動します。読了後にカチャーシーを調べてしまうほどには沖縄に愛着を持ちました。沖縄のことを深く知りたい人に強くオススメしたい小説です。
私は、読書は紙派です。電子書籍の方が嵩張らないためiPadで読む時期もしばらくありましたが、紙で読む方が読書体験が圧倒的に楽しいことが分かりました。特に小説が好きなため「この展開で中盤か」「あと少しで終わってしまう、この先どうなるんだろう」「上巻でここまで行ったのに下巻もあるのか」など、読みながら紙ならではの進捗が手で分かる感覚がたまらなく好きです。本にはなくならないでいてもらいたい。
substackと共に日曜深夜に文字を書く生活
今日も懲りずに、日曜深夜に書いています。月曜日が祝日だとどれだけ安心するか。
毎週紹介する音楽やアプリは重複しないよう、notionにまとめています。文字に起こして表現することは、自分にとっても知識を整理する上で役に立つことが分かりました。受け売りの知識をひけらかすことがないように、毎回正しい情報を調べて書く癖が付きました。趣味からひとつ先のレベルにいけそうです。
今週の写真
東京オペラシティアートギャラリーで行われている野又穫さんの展示を観に行きました。東京藝術大学卒らしい圧倒的な画力で描かれた不思議な構築物は魅力的で、画風なのか雰囲気なのか、どこかルネマグリットを想い起こさせるような絵の作り方をしていました。
オペラシティアートギャラリーのキュレーションは本当にレベルが高く、毎回楽しませて頂いているのですが、今回も素晴らしい展示でした。私は良すぎて2周しました。オススメします。
今週の音楽
Caterina Barbieri - Ecstatic Computation
このアルバムと対となるアルバムを最近出した、カテリーナバルビエリ。モジュラーシンセサイザーを駆使した音の作り方がどことなくClarkを彷彿させて最高に好きです。2枚のアルバムを合わせて聴いて頂きたい。
今週のアプリ
adidas Training ( iOS Android )
今回ご紹介するアプリは、adidasが出しているトレーニングアプリです。以前のsubstackにて『スポーツファッション系のアプリだとNIKEが一強』とお伝えしていましたが、そうしたNIKEに、良いアプリを提供して追いつこうとする会社がPUMAの他にもあります。
adidasは、2015年にRuntasticという会社を買収してから、着々と自社アプリとして改修を重ねてきました。その到達点とも言えるような素晴らしいアプリが、今回紹介するadidas trainingです。今回のアプリの良いポイントは、わかりやすいトレーニング動画と、自宅トレーニングだからこそタブレットにも最適化した画面を提供しているところです。Runtasticの時代からアプリを利用していましたが、その当時の動画を使い回すようなことはせず、最新のわかりやすい動画を撮り直しadidasとしての洗練されたブランディングを表現し続けています。そして、タブレットでの最適化表示。トレーニングする際はスマホを置かなければならないため画面が小さいと見づらくなりがちで、タブレットでの最適化表示は本当に重宝します。
スポーツアプリ市場をNIKEに独占させまいと、ユーザーの使いやすさを考え改善を重ねたアプリがadidas trainingです。その他にはAny Distanceという素晴らしいアプリも出てきました。毎日のように繰り返すトレーニングは、習慣化を促すアプリという媒体と相性が良いため、業界の競争は厳しさが増しています。
3時を回ってしまいました…
もう1週間静かにしています。おやすみなさい!