フェスの疲れを乗り切った14通目
色んな予定のど真ん中にあったフェスに何とか行けました。その代わり、予定を一つ朝と夜で間違えて入れていたり、MTGの準備をすっかり忘れていたり、頼まれていたものが期日通りに渡せなかったりと、周りの人に迷惑をかけ放題で散々な1週間でした。それでもフェス自体は最高だったので、何とか無理して行けて良かったです(ごめんなさい)。
土日でしっかりチャージできました。来週は久々の新潟出張、いい出張になりますように。
貴重な機会
来週は、上場企業の会長とお会いする予定です。普段はなかなか会う機会がない方であるため、今から楽しみです。打ち合わせの前に、その人の経営手法が書かれた本を読むことにして、現在読み進めています。
大切な方と出会う前に、その方の本を読む
来週の機会に限らず、普段から「貴重な出会いの前にその人の著書を読んで臨む」ことを心がけています。これは、前任の社長が前に実践していたことを真似しています。相手が自分のために用意してくれる時間を無駄にしないため、基本知識は始めから把握しておくこと。1回1回の出会いを大切に、最大効率にすること。社長になってから、貴重なチャンスが巡ってくることが増えました。ただ一度お会いして終わるだけか、その後に関係が続くかどうかは自分次第です。相手も数多くの人と会う機会がある中で、いかに覚えてもらえるかどうかの勝負です。
大事な打ち合わせを予想する方向へ、プログラムしていく
ウェブ記事やニュースなどは簡単に調べられますが、相手が調べてきたことを知った時のインパクトは小さいです。本のようにある程度コストをかけないと知り得ないものほど、相手が調べてきたことを知った時のインパクトは大きくなります。
本を読むことで、相手の関心ごとやこれまでの生い立ちを一方的に知ることができ、引き出しが圧倒的に増えます。会う前から相手の手の内を知れる状況ほど、有利なことはありません。
自分が進ませたい方向へ、話題を想像し、プログラムしていくこと。次の1週間はいい1週間にするよう努めます。
今週の写真
原宿の Gallery COMMON で開催されていたMATTHEW STONEの展示です。「アナログとデジタルの技法と、AIによる画像処理を組み合わせた」作品で、巷に溢れた胡散臭いAI臭のするサービス群とは異なり、完全に手法の一つとして使いこなしている感がありました。「世の中、エーアイ、エーアイうるせえなあ」と感じている方にこそ触れてもらいたい、AIの良い使い方を見せてくれた展示です。
AIに踊らされず、完全に自身の作風に落としこんでいて、「こういう作品が見たかったんだよ」と感嘆せざるを得ませんでした。ギャラリーで一人、思わず息を呑みました。
今週の音楽
KASHIWA DAISUKE - program music I
今週、社員が「言の葉の庭」の話をしているのを見てKASHIWA DAISUKEのサウンドトラックを聞き直していました。紹介するアルバムは、KASHIWA DAISUKEの中で私が一番好きなアルバムです。2曲で60分程度、長尺の曲が好きな私は、リリース当時は貪るように聞き続けていました。
1曲目は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、2曲目は太宰治の「走れメロス」を題材に作られた曲で、物語を音楽だけで表すというプロジェクトのアルバムです。2曲目が特におすすめで、走れメロスのあらすじを思い出しながら聴いていただきたいです。
本を題材にしたアルバムでは、こちらの Invisible Folklore もおすすめです(4曲目をKASHIWA DAISUKEが手掛けています)。このアルバムは「高丘親王航海記」を元に作られています。原作を読んでから聞かれることをおすすめします。
今週のアプリ
星占いアプリです。日本製のダサい星占いアプリが多々ある中で、これ以上ないほどに洗練された白黒の斬新なビジュアルを見ていただきたいです。このような洗練されたアプリを自分の会社でも出してみたい。
少し古い記事を紹介します。今はこの会社のビジネスがどのような状況なのかはわかりませんが、アプリの内容が分かり易いのでご参考まで。
以上!
またすっかり遅くなりました。おやすみなさい、良い夜を。